2006年02月25日

タミフル 植物使わず製造

インフルエンザの特効薬タミフルを植物原料を使わず化学的に製造する方法を東大大学院薬学系研究科の柴崎正勝教授らのグループが開発した。
世界で需要が急増している抗ウイルス薬の安定生産を可能にする技術として注目されそうだ。

タミフルは、スイスの製薬大手ロシュが独占的に製造している。
中国料理に使われる植物トウシキミの果実「八角」を原料に、その成分であるシキミ酸から複雑な工程を経て生産される。
新薬インフルエンザにも効くと予想されるため、各国が備蓄を進めているが、慢性的に品不足状態にあるうえに、天候不順だと原料の確保が難しくなる。

柴崎教授らは、石油から生成される安価な化学物質「1.4-シクロヘキサジエン」を原料に、シキミ酸なしでタミフルを作ることに成功した。

反応を促進させるため、野依良治博士のノーベル賞受賞業績でもある「不斉触媒」という技術を用いた。

タミフルに耐性を持つウイルスが出現した場合も、この製造方法を応用すれば、新薬開発につながる可能性があるという。
(2006.2.25 読売新聞より)



インフルエンザの流行で、全患者にタミフルを提供できるほど備蓄されていないという話をよく聞く。
毎年、インフルエンザで命を落とす人もいるので、安定供給の道が開けることは朗報ですね!
早く実施されることを願います。
posted by maha at 10:30| ☔| Comment(1) | TrackBack(4) | 今日の気になるッ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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